地方公務員の公務災害発生件数は減少傾向にある中で、通勤途上の災害発生件数はここ数年増加傾向にあります。また、わが国の交通事故発生件数等は依然として高い水準で推移しており、事故そのものを減少させることが求められています。
本書は、地方公共団体が『組織』として、どのように交通災害防止に取り組んだらよいか分かりやすく説明しています。また頻出事故の原因と対策について説明し、職員一人ひとりの交通安全意識の向上にも役立つ内容です。
監修指導: 東京海上日動リスクコンサルティング株式会社 自動車リスク事業部主席研究員
慶應義塾大学大学院非常勤講師 北村 憲康
地方公務員の中では教育職員の公務災害が最も多く発生し、発生率においても増加傾向が続いています。また、教育職員の過重労働やメンタルヘルスの問題も深刻化しています。
本書は、そうした問題を抱える教育職員が安全衛生活動を進めていく上で必要となる知識や実際の取り組み方についてわかりやすく説明しています。安全衛生担当者や管理監督者だけでなく、一般の教育職員にも役立つ内容です。
監修: 公益財団法人 労働科学研究所
常務理事・所長、研究主幹 酒井 一博
墜落・転落・転倒は私たちが思っている以上に身近にあります。実際、公務災害の中でも墜落・転落・転倒災害は多く発生しています。本書は、場面ごとに多くの事例を取り上げ、対策のポイントをまとめています。
監修:中央労働災害防止協会 安全管理士 中野 洋一
安全・衛生委員会について法令等で定められている基本的事項から、開催の準備や委員会の進行手順、審議結果の取り組み方まで、わかりやすく説明しています。本書を参考に、安全・衛生委員会の活性化を図ってみてください。
監修:安全衛生のバトン研究会 代表 菊池 昭