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よくわかる職場巡視の進め方～計画・実施・事後措置の手順～
「職場巡視」とは、職場や作業場などを実際に見て歩き、問題点を見つけて改善することを目的に行う安全衛生管理の基本となる活動です。職場巡視により自分たちの職場環境を確認し見つめ直すことは、危険・有害要因を災害が起こる前に把握することとなり、公務災害や健康障害を未然に防ぐことにつながります。
誰もが安心して働き続けられる職場環境を守るうえで、職場巡視は重要な役割を担っているといえるのです。
本書では、職場巡視の基礎知識から巡視の具体的な手順、巡視後の措置までを巡視の実務者にわかりやすいように解説しています。また、職種別のチェックリストの例も掲載していますので、職場の実態に合わせた形に変えてご活用ください。
本書が、地方公共団体で働くみなさんの、安全で快適な職場環境形成の一助となれば幸いです。
監修：岩崎 明夫
産業医科大学 産業生態科学研究所 作業関連疾患予防学研究室 非常勤助教
同ストレス関連疾患予防センター 特命講師
目 次
１ 職場巡視の基礎知識
〇職場巡視の目的と意義
〇職場巡視のポイント
〇巡視の実施者と巡視頻度
〇効果を上げるために
〇職場巡視の流れ
２ 職場巡視の具体的手順
〇＜Plan＞巡視計画の策定
巡視前日までの準備
〇＜Dо＞巡視当日の手順
〇＜Check＞職場巡視の評価
〇＜Act＞事後措置・改善
３ 職種別チェックリスト
〇チェックリストの作成
〇チェックリストの書式例
〇職種別チェックポイント例
発行時期
２０２３年９月
体裁
Ｂ５ ２９頁 ４色刷り