メタボリックシンドロームは、心臓病や脳卒中の発症率を32倍に高め、糖尿病など他の生活習慣病にも影響を与えます。また、メタボの人の医療費は、そうでない人より年間8万~18万円高いことも分かってきました。
本書は、メタボが身体にとっていかに深刻な問題であり、いかに危険かを再認識して生活習慣の改善を図り、特定健康診査・特定保健指導を活用して、生活習慣病の予防と早期発見、発症の重篤化の予防に繋がることをわかりやすく説明しています。職員及び安全衛生担当者等にも役立つ内容となっています。
監修:東京医科歯科大学大学院
教授 奈良 信雄
メタボリックシンドロームの怖さを知る!
・ メタボリックシンドロームが怖いわけ
・ メタボを放置するとどうなるの?
知っておきたい病気の知識
「糖尿病」 甘く見ると危険!糖尿病はもはや国民病
「高血圧症」 日本人にもっとも多い病気 脳卒中や心臓病の原因に
「脂質異常症」 放置しておくと肥満、動脈硬化が進行
「循環器病」 心臓や脳の血管の動脈硬化 死亡者数は、がんとほぼ同じ
生活習慣の見直しと改善
〇特定健診・特定保健指導で健康づくりをスタート!
「生活習慣」 あなたの生活習慣をチェックしてみよう
「運動」 +10(プラス・テン)からはじめよう
「運動」 +10(プラス・テン)から運動習慣へ
「減量」 自分にあったエネルギーをとろう
〇まずはできることから!これが100kcalの目安
「飲酒」 摂取量を守ってアルコールと上手につきあおう
「禁煙」 たばこはメタボのもと 今こそ禁煙にチャレンジを
「睡眠」 睡眠と休養の時間を大切にしよう
2013年10月01日
B5 29頁 4色刷り