職場で職員のこころの健康をどう守るのか、その大きなカギを握っているのが管理監督者である職場の上司です。職場の雰囲気作りや部下の異常の早期発見などには、日ごろから直接部下と接している管理監督者の役割が非常に重要です。本書では、話の聴き方の手法である「傾聴」を中心に、管理監督者の役割、いつもと違う部下への気づき、話を聴いたあとのフォローなどを紹介しています。
監修:独立行政法人国立精神・神経医療研究センター
認知行動療法センター センター長
大野 裕
求められるメンタルヘルス対策と管理監督者の役割
・ 今、職場で起こっていること
・ 管理監督者の役割
傾聴で深いコミュニケーション力をつける
・ 気づく 「いつもと違う」部下に気づく
・ 聴く ケアのキーワードは「傾聴」
・ 高める 傾聴のテクニック
・ 養う 傾聴トレーニングをやってみよう
傾聴後に大切な職場のフォロー
・ つなげる 連携して対処する
・ つくる 働きやすい職場風土に
・ 支える 長期休業と復職への支援
事例で学ぶ傾聴
・ 部下の気持ちに共感する
・ 部下の働き甲斐を演出する
・ 部下の気持ちに寄り添う
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2012年10月01日
B5 29頁 4色刷り