メンタルヘルス対策の中でも、メンタルヘルス不調を未然に防ぐ「一次予防」に焦点を当てたのが本書です。個人は、ストレスへの気付きとその対処法について、職場は、一次予防対策の進め方について説明しています。特に職場の対策では、管理監督者が行う「ラインによるケア」についても詳しく説明しています。
監修:慶応義塾大学教授 大野 裕
・「精神及び行動の障害」による長期病休者が増えている
・ 職場のメンタルヘルス一次予防の重要性
・ 一次予防としての過重労働対策は事業者責任である
「安全配慮義務」
・ メンタルヘルス全体に関する施策のあり方
・ セルフケアのためにストレスの基礎知識を知っておこう
・ ストレス反応への気づき自分を客観的に見る「目」を養う
・ 職業性ストレス簡易評価ホームページを活用し心の状態を知る
・ ストレスで体に異変が起こる
・ ストレス社会の病気「うつ病」
・ ストレスマネジメントの流れ
・ 心の基礎体力は3つの「C」でつくる
・ リフレッシュし心のパワーアップを
・ 筋肉をやわらげて心も体もリラックス
・ よりよく眠るために
・ シャワーやお風呂でリラックス
・ 腹式呼吸法でリラックス
・ ストレス要因を軽減する職場の環境づくり
・ 健康診断などで一人ひとりの心の健康状態を知る
・ 職場のメンタルヘルス・キーパーソンは管理監督者
・ だれもが気軽に相談できる体制づくり
・ 相談しやすい環境づくり相談内容は秘密厳守が原則
・ 健康管理スタッフとの連携が大切
・ ストレス対策はトータルケアが必要
・ 管理監督者は部下と一緒に解決法を考える
・ 部下の心の不調を感じたら
・ 応えてくれない部下に対しては
・ 職場でうつや不安に悩む人に接するときには…
・ 医療機関をすすめる際には…
2007年03月01日
B5 28頁 4色刷り