熱中症は特有の症状が乏しく早期発見が困難な上、発症すると短時間で重症化することもありますが、正しい知識を持ち、しっかりと対策を講じることで確実に予防できます。
本書では、まず発生のメカニズムなどから熱中症について解説し、次に予防対策の基本的な考え方や、様々な職場の特性を踏まえた具体的な予防対策を紹介しています。
さらに、熱中症が発生した際の対応の流れやその具体的な方法も掲載しているため、熱中症対策にすぐに役立てられる内容となっています。
監修:産業医科大学産業保健管理学研究室教授
堀江 正知
熱中症とは
熱中症の発生状況
熱中症の症状と分類
WBGT値の把握・評価
作業環境管理
作業管理
健康管理
労働衛生教育
事務室内
給食調理場
清掃工場
学校・保育施設
消防
屋外
応急処置の流れ
応急処置の具体的な方法
2018年7月
B5 29頁 4色刷り